以前に、田舎に住む上でのメリットやデメリットをいくつか紹介しました。
田舎では自然や人との繋がりを大きく感じることができますが、その分、コンビニやスーパーが遠かったりするなど、利便性の面では少々歯がゆく感じることもあります。
僕は田舎と都会、両方に住んだ経験があるので、どちらにも良いところと悪いところがあるのを十分理解しているつもりです。
前の記事では田舎のメリット・デメリットを紹介しましたので、今回は都会に住む際のメリットやデメリットをいくつか紹介していきます。
都会の良いところや住む上でのメリット
①とにかく便利
僕が上京したのは19歳の頃で、地元の田舎風景しか知らなかった当時は、東京駅に降り立った瞬間にその人の多さに心底驚きました。
東京にはそれから7年ほど住んでいたのですが、手に入れられないものはまずありません(お金さえあれば)。
技術や流行も最先端のものばかりなので、今どんなものが流行っているのかを街を歩いているだけで感じ取ることができます。
また、スーパー・コンビニ・薬局などが歩いて数分のところにすべてあるので、急に「あれが欲しい」と思ってもすぐに買いに行くことができます。
さらに、交通網が非常に発達しているので、電車は数分ごとにきますし、普通に生活する上で車は必要ありません。なんなら駐車場を借りるだけでも数万かかります。
この快適さに慣れてしまうと、もうここから抜け出すことはできません(笑)
②出かける場所に困らない
都会はどこに行っても暇を潰せることが魅力の1つです。
田舎だとカラオケに行くのにも自転車や車を出さないと行けませんが、都会には駅周辺にいくつものカラオケ店が並んでいます。
もちろん、カラオケのほかにも様々な遊びスポットがあります。
特に東京はどこに行っても活気付いていて、その街の魅力を活かした遊びスポットが多いです。
僕は、東京で学生時代を過ごせれたらどれだけ楽しかっただろうな、とよく思ってました(笑)
友達と遊びに行くのはもちろんですが、都会は田舎に比べて一人で行動している人もたくさんいますので、上京したてで友達がいない方でも問題なく楽しめることができるでしょう。
③仕事が多い
都会は、企業や施設が田舎とは比べ物にならないほどたくさんあります。つまり、それに比例して求人も多いのです。
また、都会は仕事の量はもちろんのこと、仕事の幅も多く、例えば田舎では広告系やデザイン系の仕事はほとんどありません。
仕事内容の母数が多ければその分チャレンジができるので、自分が本当にやりたいことを見つけれる可能性も高くなります。
都会の悪いところや住む上でのデメリット
①物価が高い
都会は給料や最低賃金が高い分、それ相応に物価が高いです。
特に家賃なんかは1Kでも10万以上するなんてこともあります。ちなみに僕の地元は1Kで大体2万円ぐらいです。
ただ、田舎に比べて電車などの交通費は安く、僕も「県をまたぐのにこんなに安いんだ!」とびっくりしました。後は水道料金や電気代などの光熱費もかなり安く感じましたね。
なので、物価が高いからといってそこまで悲観する必要はないかもです。
②人が多すぎる
人混みが苦手な方は、東京などの都会はかなり苦痛に感じるかもしれません。とにかくどこに行っても人が混雑しています。
飲食店のランチタイムやディナーの時間、休日の映画館などは、落ち着いて楽しむことはまず無理だと考えたほうがいいです。
特にきついのが通勤ラッシュで、朝の満員電車は辛いなんてものじゃありません。
③ゴミが多い
気にならない方は気にならないかもしれませんが、都会は人が多い分ゴミも多いです。道端にゴミが落ちてるなんてことは日常茶飯事です。
そして、飲み屋街の近くに住む場合は注意しておきましょう。
僕は東京の飲み屋街の近くに2年ほど住んでいたのですが、日曜の朝なんかは道のいたるところにリバースされたものが散乱されていましたね。
都会には魅力がたくさんあるが注意も必要
正直、都会には魅力がたくさんあって毎日刺激を受けることができます。夢や希望を持って上京する若者が多いのも頷けるでしょう。
しかしその分、誘惑や変なことに巻き込まれやすかったりもします。
結局、田舎がいいのか都会がいいのかはその人次第です。
毎日ワクワクして過ごしたいなら都会がいいかもですし、のんびりとゆっくりした時間を過ごしたいなら田舎がいいのかもしれません。
でも僕は、19歳のあの日に上京して本当に良かったと思っています。
あの時もし上京していなかったら、今もまだ田舎で目標も夢もないつまらない人生を送っていたことでしょう。
あまり偉そうなことは言えませんが、若いうちに一度は都会に住んでみてもいいと思います。
都会の流れの早さは、必ずや自分自身を成長させてくれることでしょう。