読書初心者の方にもおすすめ!読書の秋に読みたい小説を紹介!

2019_0914 サムネ小説

今年も早いもので、残り4ヶ月を切りました。本当に、歳を重ねる度に時間の流れを早く感じます。ジャネーの法則ですね。

そして、9月も半分が過ぎ、そろそろ秋を感じる季節です。みなさんは秋と聞くと何を想像しますか?

食欲の秋、スポーツの秋、行楽の秋、芸術の秋など、秋にはさまざまな謳い文句がありますが、やはり秋は「読書の秋」です!(あくまで個人的な意見です)

でも、もともと本を読む習慣がない人は、秋だからって本を読むかといわれたらそんなことはありませんよね?

普段から本を読まない人は、本を手に取るというハードルがとてつもなく高いのです。

今回は、そんな人たちのために、あまり本を読まない人でもすらっと読める小説を紹介していきます。

これを機会に、少しでも本を読む人たちが増えることを願っています。

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読書初心者におすすめの読みやすい小説

アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎

僕が読書初心者の方にまずおすすめする小説は『アイネクライネナハトムジーク』です。

この小説は人気小説家の伊坂幸太郎さんの作品で、伊坂さんの作品としては非常に珍しい「恋愛」がテーマになっています。

人と人の繋がりを感じさせてくれるほんわかとしたストーリー展開が魅力で、読了後は何とも言えない幸福感を味わえることでしょう。

僕はこの作品を友人などたくさんの人たちに紹介してきましたが、みんなが声を揃えて「めちゃくちゃ良かった」と言ってきます。

ちなみに、2019年9月20日には三浦春馬さん主演で実写映画化も控えていますので、気になる方はそちらもチェックしてみてください。

鍵のない夢を見る/辻村深月

『鍵のない夢を見る』は女性作家・辻村深月さんの作品で、直木賞を受賞したことでも注目を集めました。

ごく普通の女性たちが犯罪に手を染めてしまう様子が描かれていて、嫉妬や憎悪など、人間の汚い部分を読者目線で非常に読みやすく描いています。

テーマからはどろどろとした雰囲気を感じさせますが、短編集になっていて続きが気になるような構成になっているので読書初心者の方でも読みやすく、あっという間に読み上げることができるでしょう。

マスカレード・ホテル/東野圭吾

恋愛ものじゃなくてミステリーものが読みたい!けどあまり難しいのは嫌だ!という方におすすめなのが、東野圭吾さん著の『マスカレード・ホテル』です。

ミステリーものの作品を数多く生み出してきた東野圭吾さんですが、この小説はゴテゴテのミステリーものというわけではなく、物語の本質である連続殺人事件以外にも、ホテルマンの裏側を知れたり、ホテルに来る人たちとの人間模様が細かく描かれています。

また、刑事の新田とフロントクラークの山岸の掛け合いが面白くて、僕はニヤニヤしながら読んでいました(笑)

『マスカレード・ホテル』も木村拓哉さんと長澤まさみさん主演で映画化されていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。僕も映画を観に行きましたが普通によかったです。

読書の秋は小説を読んで楽しもう

読書初心者の方でも安心して楽しめる小説をいくつか紹介しました。

今回紹介した小説は僕が胸を張って面白いと言える作品ばかりです。

この秋、読書に挑戦したい方や本選びに迷っている方は、今回紹介した小説を読んでみてはいかがでしょうか。