心理学を使ってコミュニケーション上手に!相手の心理を読み動かすには?

2019_1017 サムネ 心理学

コミュニケーション能力は普段の生活から仕事の場まで、ありとあらゆる場面で求められる能力です。

実際に、他者とコミュニケーションを取ることが苦手な方は、「周囲と円滑なコミュニケーションができない」「コミュニケーション不足でいつもあと一歩のところで仕事の契約がとれない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

コミュニケーション能力を高めれば、人の心理を読んだり、その心理を自分の思い通りに動かせるようにもなります。

今回は、コミュニケーション能力を高めて、人の心理を読んだり動かしたりする方法を紹介していきます。

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難しい頼みごとでも工夫次第でOKをもらえる!

自分の仕事がいっぱいっぱいで、それでもやることが増えていく時、あなたはどうしますか?

おそらく多くの方が職場の仲間に頼ろうとするのではないでしょうか?

しかし、同僚も仕事が立て込んでて頼みづらかったり、頼んだところで断られたりすることもあるでしょう。

そんな時は「ドア・イン・ザ・フェイステクニック」を使えば、頼みごとを承諾してもらえる可能性が高まります。

「ドア・イン・ザ・フェイステクニック」というのは、まずハードルの高い頼みごとをして、それを断られたらそれよりも簡単なお願いをしてOKをもらえる可能性を高くするというものです。

一度断ってしまうと相手にも「1回断ってるし」といった罪悪感が生まれ、2度目のお願いを断りづらくなるといった心理が働きます。

この時、最初の頼みごとはちょっと無理ぐらいのお願いにしておきましょう。それくらいのハードルならもしかすると1度目のお願いでOKを出してくれるかもしれないので、その際は儲けものです。

話し方で相手の興味・関心を惹きつける!

相手の興味や関心をこちら側に向けるには、声の大きさやトーンなど、話し方が重要になってきます。

たとえば、難しい言葉や専門的な用語を早口で話し、自分がもっとも伝えたい部分だけはゆっくり話すことで、一番大事なことを相手に印象づけることができます。

どれだけ丁寧な話し方を心がけても、相手に自分の思いが伝わらなければ意味がありません。

ただ魅力的な言葉を使って取り繕うのではなく、自分が本当に伝えたいメッセージを相手の心に響かせるための努力をしましょう。

相手の心を理解し操る!

松竹梅の法則というのをご存知でしょうか?これは極端回避性とも言われていて、人は「松」「竹」「梅」というように3つの選択肢がある場合、真ん中の「竹」をついつい選んでしまうというものです。

これを応用すれば、普段の生活やビジネスの場でも活用することができます。選んでもらいたいものを真ん中に設定しておけば、相手は極端な選択を避けてあなたの思い通りに行動してくれるかもしれません。

また、相手を誘導するのであればゴリ押しするのはやめておきましょう。

小さい頃、部屋の片付けをしようと思ったところに母親から「部屋の片付けをしなさい!」と怒られると急にやる気がなくなる、というような経験はありませんでしたか?

人は、他者から強制的に何かをさせられるのを極端に嫌がります。自ら進んで勉強や仕事に向かうのと、親や上司から「勉強しなさい」「この仕事やっといて」と言われてやるのとではモチベーションに雲泥の差が出てくるものです。

これと同じで、相手の心を動かすのであれば、相手に「自分の意思で決めたんだ」と思い込ませることが重要になります。

相手をうまく誘導し、自分自身で選択できる環境を整えてあげましょう。

心理学を使ってコミュニケーションを円滑に!

コミュニケーション上手になり相手をうまく動かすための心理学を紹介してきました。

心理学を使えばさまざまな場面で自分に有利な状況を作り出すことができます。

実際、僕の周りの社長さんや優秀なビジネスマンは、ほぼすべての人がコミュニケーション能力に長けていて、相手を自分の思い通りにうまく操っています。

心理学はビジネスの場でも非常に使える知識で、コミュニケーション上達にも役立ちます。

早速、明日から実践してみてはいかがでしょうか。