【色の心理学】色彩心理学で効果を知って相手にいい印象を与えよう!

2019_0731 サムネ 心理学

あなたが一番好きな色は何色ですか?

僕が一番好きな色は黒とワインレッドです(一番とは)。

このように、どんな人にも好きな色というものがあるのではないでしょうか。

好きな色のものを身につけたり、普段使うものを自分の好きな色にすることで、なんだか少しテンションがあがりますよね。

実は、その人の好きな色から、その人の性格や人となりが心理学によって解明できるのです。

今回は、そんな「色」に関する心理学を見ていきましょう。

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色が与える影響とは?

僕たちが生活しているこの地球上には、どんなものにも必ず「色」というものが存在します。

そして色は、その色によって異なる印象を与えてくれます。

例えば、6畳の部屋の壁紙やインテリアがずべて黒なのと赤なのとでは、まったく違う感じ方をすることでしょう。

そんな色の感じ方や見え方による人間の心理を研究することを「色彩心理学」と言います。

色を使った心理学もたくさんありますし、普段の生活において色に対する心理学を知っておけば「この色を好きなこの人はこんな性格なんだな」といった応用もできるのです。

色の持つイメージや印象

ここでは、色の持つイメージや与える印象などについて解説していきます。

前述した通り、色によって人に与える印象は大きく異なってきます。

色が与えてくれるイメージや印象などを知っておけば普段の生活に大きく役立ちますし、人間関係を円滑に進めることもできるようになるのです。

情熱的な「赤」

「赤」といえば、多くの方が情熱的なイメージを持つのではないでしょうか。

その解釈は間違っていませんが、赤はそのほかにも多くの意味を持っています。

・情熱的

・警戒心や注意力の喚起

・興奮や活力を促す

・食欲増進効果

食欲増進の効果はマックやすき家など、飲食店の看板の多くが赤色を取り入れていることからもわかりますよね。

赤色が好きな人の特徴や性格として、負けず嫌いで熱血、リーダー気質な人が多いと言われています。

冷静な「青」

「青」は気持ちの抑制や落ち着きをもたらしてくれる色になっていて、特に男性の方で青色が一番好きという方も多いのではないでしょうか。

空や海など、普段僕たちが目にする上で多いのも青色となっています。

青が持つ意味は下記の通りです。

・冷静な判断

・集中力の向上

・気持ちを落ち着かせる

・食欲を抑える

勉強机やデスク周りに青色のものを置いておくと、集中力が上がって作業効率がグッと上がりますよ。

青色が好きな人の特徴や性格として、冷静沈着で頭の回転が早い、ストイックでプライドが高いといったことがあげられます。

明るさの「黄」

「黄色」には明るさや希望を与えてくれるという意味が込められていて、確かに黄色のものを見るだけでテンションが上がってきますよね。

そのほかにも、黄色は下記のようなイメージを与えてくれます。

・集中力・判断力の向上

・運動神経を活性化させる

・不安を解消させる

・記憶力の向上

話し下手な人で人見知りの人でも、黄色のものを身につけるとスムーズに会話ができるようになるかもしれません。

黄色が好きな人の特徴や性格は、無邪気で明るい、マイペースで自己中といった人が多いと言われています。

癒しの「緑」

「緑」には癒しの力があり、自然をイメージする方も多いでしょう。

意外と知られていませんが、「青」と「黄色」を混ぜることで「緑」が完成します。

つまり、緑は青と黄色の両方の意味を掛け合わせているのです。

そのほかにも、緑には以下のイメージがあります。

・癒し

・気持ちを落ち着かせる、リラックス効果

・健康と成長

・平和

疲れた時は散歩などをして、緑に触れると落ち着きやリラックス効果を得ることができます。

緑色が好きな人の特徴や性格は、努力家で前向き、平和主義者、縁の下の力持ちタイプといった方が多いと言われています。

スピリチュアルな「紫」

「紫」はスピチュアルな色で、性的な意味を強く持った色とも言われています。俗に言う「変態色」ですね(笑)

そのほかにも、紫には下記のイメージがあります。

・高貴さや優雅さ

・想像力の向上

・豊かな感性

・鋭い勘

紫はいい意味で変わり者のイメージが強いですね。

紫色が好きな人の性格や特徴は、ミステリアス、ナルシスト、一匹オオカミといった方が多いと言われています。

高級感の「黒」

「黒」という色をイメージすると、「高級感でかっこいい」「シックで大人っぽい」といった印象を抱く人も多いでしょう。

黒にはほかの色を引き締めたり引き立てたりする効果もあります。

ファッションやインテリアにも黒を基調としてコーディネートする方もたくさんいるのではないでしょうか。

黒はその他にも以下のようなイメージを持っています。

・強さ、権力や権威

・収縮効果

・重量感

ファッションに黒を取り入れると痩せて見えるのはこのせいですね。

黒色が好きな人の性格や特徴として、ポーカーフェイスで秘密主義、自信過剰といった方が多いと言われています。

清潔感の「白」

「白」には清潔感や純潔感をイメージさせられますよね。

そのほかにも、白には以下のイメージを印象付ける効果があります。

・清楚、可憐

・膨張感

・明るい未来

・憧れ

黒とは反対で、白色には膨張効果がありますから、大きく見せたり広く見せたりする時は白色が使われることが多いですよね。

白が好きな人の特徴や性格は、素直で正直者、理想主義といった方が多いと言われています。

エレガントな「ワインレッド」

ワインレッドにはセクシーで大人っぽいイメージがあるので、落ち着いた雰囲気を印象付けることができます。

そのほかにもワインレッドは以下のイメージを持ち合わせています。

・華やかさ

・熱い愛情

・大人っぽさ

ワインレッドはファッションやインテリアにも取り入れやすいので、相手に上品で大人っぽい印象を与えたいときはぜひワインレッドの服を着てみてください。

ちなみに、ワインレッドに似ている色としてボルドーやバーガンディーがあげられますが、3色の色の違いはワインレッド⇒ボルドー⇒バーガンディーの順で明るいとされています。

色によってさまざまな印象を与えることができる

色別の特徴や、その色が持つ意味やイメージを紹介してきました。

色には使い方や組み合わせによって、その人のイメージを大きく変えることができる力があります。

大事な商談やデートの時など、相手に自分がどう思われたいのかを考えて、その特徴を持った色を身につけるといい方向にコトが運ぶかもしれませんよ。