人生は短いは本当だった?生涯で使える自由な時間はたったの○時間!?

2020_0305 ライフスタイル

こんにちは、ライムです。

残りの人生、自由に使える時間が数年分しか残っていないと聞くとどう思いますか?

人の人生は短いと言いますが、人生が短いのなら自分の好きなことができる時間というのはもっと短いです。

人生の残りの自由時間をどう使うかはその人次第ですが、どうせなら有意義な時間を過ごして後悔のない人生にしたいですよね。

この記事では、人が生涯のうちに使える自由な時間を紹介していくので、しっかりと「時間」というものに向き合ってみてください。

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あなたに残された人生の自由時間は?割合を算出!

2020_0305 サムネ

厚労省が公表した日本人の平均寿命は、男性が「81.09歳」、女性が「87.26歳」とのことです。男女間の平均をとると「84.17歳」で、世界的に見ても日本はトップクラスの長寿国です。

もしかするとこの記事を読んでいる多くの方が、「人生が80歳としてもまだまだ先は長いな」と考えているかもしれません。

しかし、思っている何倍も人生は短いです。そして、それを知るのがいつなのかが大事になってきます。死ぬ間際に気づくのか、それとも今日知って明日からの生き方を変えていくのか。

たった一度きりの人生を後悔なく終えれるよう、自分に残された人生の自由な時間がどのくらいなのかをしっかりと確認しておきましょう。

ここからの算出は、日本人の男女間の平均寿命である「84歳」からスタートしていきます。

人生でもっとも費やすのが「睡眠」

普通に生きていてれば、多くの方がもっとも時間を費やすのが「睡眠」です。中には、2〜4時間程度の睡眠でも問題なく行動できるショートスリーパーもいますが、今回は省かせていただきます。

理想の睡眠時間は8時間と言われているので、1日の3分の1は睡眠に時間を使っているんですね。

これを84年間続けた場合、時間にして245,280時間(28年分)寝ていることになります。

この時点で、あなたに残された自由な時間は【84ー28=56年】です。

幼少期から成人

この記事を読んでいる方で小学生以下の方はおそらくいないと思うので(小学生はもしかするといるかもしれませんが)、一気に成人までの年数を見ていきたいと思います。

個人差はあるかもしれませんが、ここでは大学まで進学した場合を想定して算出していくのでご了承ください。

幼稚園・小学校・中学校・高校・大学と、順調に進学していった場合、学業に有する時間はおおよそ4年分だと言われています。

この時点で、あなたに残された自由な時間は【56ー4=52年】です。

仕事は40年

大学を卒業すると、大半の方は就職して働き始めることでしょう。

楽しい仕事・面倒臭い仕事・やりがいのない仕事など、どんな仕事に就こうが、生きていくためには働き続けなければなりません。

仕事をする時間は人生でもっとも長く、一般の定年まで働くとしたら約40年間は働くことになります。

日本人の年間平均勤務数を245日、1日の勤務時間を8時間としても、人生の78,400時間(約9年分)は仕事をしているのです。

この時点で、あなたに残された自由な時間は【52ー9=43年】です。

残業や意味のない飲み会に参加すればするほどさらに自由時間は減っていきますから、自分の仕事に不満がある方は一度しっかりと考えてみてはいかがでしょうか。

通学・通勤

日本人の通学・通勤時間の平均は片道約40分です。

往復で1時間20分とし、これを中学生から60歳まで続けると14,112時間(約1.5年分)は通学・通勤の時間に使っていることになります。

あなたに残された自由な時間は【43ー1.5=41.5年】です。

食事の時間

生きていく上で欠かせないものの1つが「食事」です。

美味しいものを食べると幸せを感じてリラックス効果も期待できますが、朝・昼・晩と、1日3食しっかり食べると大体1日90分は食事の時間に使っています。

これを84年間続けると、45,990時間(約5.5年分)です。

この時点で、あなたに残された自由な時間は【41.5ー5.5=36年】です。

家事をしている時間は5.5年分!?

お皿洗いや掃除・洗濯など、家事をする時間もあります。

男女平均で1日2時間、18歳から死ぬまでやり続けるとしたら48,180時間(5.5年分)は家事に勤しんでいることになります。

あなたに残された自由な時間は【36ー5.5=30.5年】です。

トイレの時間もバカにならない

生きていれば必ず行うものがトイレです。

人が一生のうちトイレで過ごす時間は約1年分だと言われています

この時点で、あなたに残された自由な時間は【30.5ー1=29.5年】です。

娯楽の時間が長いほど損をしている?

代表的な娯楽といえばテレビです。日本人のテレビの平均視聴時間は1日2.5時間となっており、これを一生見続けると76,650時間(約8.5年分)になります。

また、テレビのほかにも近代の代表的な娯楽アイテムがスマホです。日本人がスマホを使うのは1日平均約3時間で、12歳から75歳まで使うと仮定しても68,985時間(約8年分)はスマホを眺めていることになります。

この時点で、あなたに残された自由な時間は【29.5ー8.5ー8=13年】です。

健康寿命にも気を止めよう

健康寿命というのは「人が元気に自立して過ごせる期間」のことをいい、平均寿命よりも大体10歳ほど下回っています。

つまり、介護や支援が必要な期間が10年ほど必要になってきますので、あなたに残された自由な時間は【13ー10=3年】です。

残された時間は?

結局、人が一生のうちに自由に使える時間は約3年分という結果になりました。

これを長いと思うか短いと思うかは人それぞれです。実際、これよりも長く自由な時間を使える人もたくさんいるでしょうし、その逆もしかりです。

ただ、僕からすればめちゃくちゃ短いと思います。

3年分使えるのはその人が0歳の場合なので、僕のようにアラサー目前の人間は2年分もあるかないかです。

たった一度の人生、後悔しないためにも毎日を大切に生きていく必要があります。

歳を重ねるごとに時間は短く感じる?

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大人になるにつれ、年月の流れが早く感じることはありませんか?

実はこれ、ジャネーの法則といって、時間を感じる心理的長さは年齢に反比例すると、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが提唱しました。

幼い頃は体験する何もかもが新鮮で毎日を刺激的に感じますが、年を取るにつれてそういった新しい出会いや発見が少なくなってくることもあげられます。

ジャネーの法則によると、50歳が感じる10年間は5歳の1年と同じ感覚らしいです。つまり、5歳にとっての1日は50歳の10日に相当します。

これを聞くと、年齢を重ねるごとに1日1日を大事にしようと思いますよね。

人生に無駄なことなどない

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人が人生で使える自由な時間を紹介してきました。

この記事を読んで、時間の使い方や明日からの行動をちょっとでも考えるようになっていただけると幸いです。

また、最近では残りの人生の時間割を教えてくれるアプリもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

最後に一言だけ言わせていただくと、人生には無駄なことなんてありません。失敗も後悔も誰もがすることで、それをしてきたからこそ今のあなたがいます。

実際、僕も何度も何度も失敗してきました。ただ、その経験を活かして自分の得意なことややりたくないことを試行錯誤し、やっとのことで自由を手に入れることができました。

これまでの行動が無駄だと思わず、その経験からこの先自分に何ができるのかを考えるべきなのです。