普段の生活で「この人は何を思っているんだろう」「どうすればこの人と仲良くなれるのだろう」と考える人は多いのではないでしょうか?
そんな時、心理学のテクニックを知っておくと非常に便利です。
心理学を学べば、コミュニケーションを円滑に行うことができますし、仕事や恋愛にも役立つこと間違いありません。
この記事では、普段から誰でも使える簡単心理学のテクニックを紹介していきますので、日常の生活に役立ててみてはいかがでしょうか。
日常生活で使える簡単心理学
①ハロー効果
ハロー効果は、一人の人物を評価する時、その人の持つ抜きん出た特徴に引っ張られてしまい、その他の評価にひずみが生じてしまうという現象のことをいいます。
例えば、一流大学を卒業した人は頭が良くて仕事ができる、イケメンや美女は性格がいいなど、1つの特徴でその人の人格も勝手に形成してしまうのです。
②バーナム効果
バーナム効果は、主に占いなどに用いられる心理学テクニックです。
占いなどをした時「凄い!これは当たっている!」と感じる方が多いのではないでしょうか?
実はこれ、誰にでも当てはまるようなことを自分だけに該当するものだと思い込んでしまっているのです。
③吊り橋効果
吊り橋効果は、吊り橋の上にいる時のように、恐怖や不安、心配事などを誰かと共有することで、その人との距離がグッと縮まる現象のことをさします。
特に恋愛で使える心理学テクニックで、ホラー映画やお化け屋敷を一緒に体験した後、相手のことを変に意識してしまうのはこの効果が働いているのが大きいでしょう。
④ランチョンテクニック
ランチョンテクニックは、美味しい食事を素敵な空間で共有することで、交渉などをいい方向に導きやすくする心理学テクニックです。
ランチョンテクニックはビジネスシーンでもよく使われていて、このテクニックを使えば商談の成功率も上がるかもしれません。
また、ビジネスだけでなく恋愛でも使えるテクニックで、好きな人に告白する前は素敵なレストランなどで食事をした後に勝負すると、いい返事をもらう可能性が上がることでしょう。
⑤好意の返報性
好意の返報性は、人間の心理をうまく利用した心理学テクニックです。
人間は、好意を受けた時にはそれと同等のものをお返ししなくちゃいけないという感情が芽生えてきます。
これを恋愛にうまく活かせば、相手との距離をグッと縮めることができるでしょう。
ただし、相手からしてもプレッシャーにならずにお返しができる程度の好意に留めておきましょう。
例えば「名前を呼び捨てにしてみる」「ボディタッチをしてみる」などがおすすめです。
心理学を用いて人付き合いを円滑に!
心理学と聞くと難しく考えてしまう方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
何となくでもいいので、こういったテクニックがあるということだけを覚えておきましょう。
そうすれば「あ、これはあのテクニックが使えるかも」と、日常の生活で思い出すことができます。
心理学は仕事や恋愛に限らず、日常におけるさまざまな場面で使うことができるので、ぜひ普段の生活に役立ててみてください。
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